自分のコミュニケーションを見直すことで、上質な人間関係を手にいれる京都のソウルコーチ廣瀬久美子です。
今日は、少し毛色をかえた左脳系?のお話です。
昨日は ZoomでオンラインABD読書会『ティール組織』に参加しました。
知りたい、興味はあるけど、こんな分厚い本、きっと積ん読になると思ったからです。
私は、主人の企業のサポートもしていましたので、
やはり企業の組織というものにも興味があります。
今回のオンライン読書会は20名を超える参加者。
耳だけ参加の方もあり、分厚いだけにページ割は大変な作業。
ファシリテーターは大変です。
ABD読書会には、オフライン・オンラインどちらも参加をしていますが、
全員でグーグルスライドを共有し、一斉に作成したのは新鮮でわたしをワクワクさせてくれました。
- *ABD読書会とは、
- 一冊の本のベージを、多人数で分担してそれぞれが読み、要約し、紙にキーワードを書き出し、
- その紙を分担ページごとに壁にずらりと張り出す。
- 一定の制限時間で個々が読んだ担当ページを あたかも著者になりきっってプレゼンして
- リレーでつないでいく
- その後、各グループに分かれ問いを出して対話する。
- 今までにない画期的な読書法です。
- 本は1冊あればオッケー(ファシリテーターが準備)
- 事前に読まなくていい。
- 難解な本こそ、この方法が生きるとおもっています。
さて、そこからのリレープレゼンで、
かなーり大雑把ながら、本書の大筋がつかめてきました。
20時はじまりだったけど終了時刻の23時なっても終わる気配はなく、
実は、わたしは集中力が切れてそこで残念ながら退出。涙。
昨日の理解をざっくりとまとめてみることにしました。ほーーんとざっくり。
触れてわかったのは、
ティールがどうやら自己組織化と呼ばれるものの一つであること。
ヨーロッパの営利非営利の700人から2万人規模の組織で既にそれで、
上手く経営がまわり、生産性も上がり、社風もよくなっている事実があること。
金属製造メーカー
メンタルヘルス看護組織
ゲーム会社
教育現場での具体的事例紹介がありました。
この教育現場での事例は、特に私をワクワクさせました。
ということは、教育に私が興味があるということに気づきました。
ティールと呼ばれる組織で大切なことは、
「仲間を信頼するということを大切にする」NCRWのようなものが根幹でにぎられていること。
*NCRW とは
People are Naturally, Creative, Resorceful and Whole
「人はもともと想像力と才知にあふれ、かけるところのない存在である」
(コーチングバイブルより)
このような信頼関係で結ばれた組織なんだと感じました。
お互いが信頼で結びつき、それによりプロジェクトが生まれていること。
従来のヒエラルキー組織でないやり方を経営者が望んでいること。
経営者が、ってところ重要。
皆が自主的に楽しく働いていること。
それが組織の発達段階の発達の先にあるらしいこと
そこに行くのを阻んでいるのは、
現状のような人事考課による評価でありジャッジ制度や権限で制しようとする統制であること。
情報や意思決定、統制の権利が
トップ層の経営陣に集中している現状のような組織ではないということ。
自主経営(セルフマネジメント)形態になるにほ、
最初は、カオスが起こること。(そりゃそうだ)
ティール組織などの自己組織化がうまくまわるには
個人の好奇心と向上心のモチベートをあげること。あげるしくみがあること。
上司からの命令する層はなく、そのような層主導のミーティングがないこと。
最下位層がチームを組み数分の細かな打ち合わせを頻繁に自主的にやっていること。
それを可能としているのは、物理的にオーブンスペースで
部署ことの仕切りのパーテーションが腰までしかなく他部署の動きが見えること。
机にキャスター付いていて、直ぐに小規模ミィーティングができるようになっていること。
自主性の活用と人手の調整、業務改善を上手くやれているのは、
SNSやITを最大限に使い、社内で活発にやり取りがされていること。
だれかがFBに問題や課題を投稿し、だれかがそれに自主的に答えて改善させて行く。
医療現場、教育現場の事例はわたしをワクワクさせました。
従業員が楽しくワクワクしてお互いを活性化させながら関わって働いているなんて
想像しただけで、嬉しくなります。
働く人が生き生きする現場って、素敵だなあ。
後半がぶっきぎってしまったので、後 知りたいです。
実際にティールがおこなわている現場ってどんな雰囲気なんだろう?
行ってみたくなりました。